<ど んなアルバムか> 全11曲ですが「かなり濃い」という印象のアルバム。どのアルバムも濃いといえば濃いのですが、ステージでもお馴染みの
ナンバーとか、シングル曲ではないのにベストアルバムに収録された曲とか、亜美さん自身がお気に入りの曲が多いのでは?と思います。録音は海外(LA)
で、全般的にボーカルは相当熱いです。 参加ミュージシャンは以下の通り。 Guiter : Micheal
Thompson,Dean Parks,Buzz Feiten <ジャ ケット・歌詞カード> ジャケット写真は「荒野に一人立つ美女」という感じ。アルバムのテーマが「美しい」という事だそうですからそのイメージ
でしょう。これは砂の上なのか雪の上なのか? 歌詞カードは折りたたまれている形で、広げると横にベラベラと開きます。中にも妙に雰囲気のある写真がある
のでなかなかの作り。いつものおちゃめ系とはちょっと雰囲気が違います。 「VOICE」 「泣きたいような気分で」 「Moreの理由」 <2008年1月記>
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<ど んなアルバムか> 全編アカペラによるクリスマスミニアルバム。アカペラでの曲はこれまでもありましたが、全編アカペラというアルバムはこれが初。聞いてみるとパーカッ ションも入っているように聞こえますが、すべて亜美さんの声や体を使ったものだとか。クリスマスソングのカバー曲も入っていたり、オープニングはベートー ベンの「第九」だったりでいろいろ驚かされるアルバムです。<ジャ ケット・歌詞カード> 「オビの言葉」 |
<ど んなアルバムか> 小原礼以外は海外のミュージシャンによる演奏。L.Aでの録音で、エンジニアもすべてあちらの方。全体的に、ストリング スなどはかぶさっていない、バンドサウンドが特徴。一時続けてたような、アルバムを貫くテーマとかは特にないようです。シンセサイザーもそんなに目立たな いし、比較的シンプルなアレンジが多いように思います。小原選手のベースは、とにかくズッシリと重く決まってます。さすがに海外録音だけあって、ドラムの 音なんかも凄くクリアでgood。 <ジャ ケット・歌詞カード> アルバムの写真撮影は、福山雅治です。橋の上から微笑みかけるジャケットの写真は良いのですが、歌詞カード裏の写真はあ
まり好きじゃないなぁ。歌詞カードの下側に、セピア色の写真が4枚(静物画風)。参加ミュージシャンは、歌詞カード裏側に、各曲毎に記載。 <各 曲解説> 「明日はきっと晴れるだろ う」 アルバム発売後に、シングルカットされた曲。TOPAZの1曲目はアカペラ。Wishはピアノバージョンの曲。 Specialはアカペラ。で、このアルバムは…と考えるが早いか、ズッカ〜ンと一発かまされました。ド真ん中へのストレートです。球速は150kmは越 えてるでしょう(?)。ただ、「こんなに泣いたから、明日は晴れるだろう」というテーマなので、よく聞くと泣けますが、「みなさん元気だして下さいソン グ」でもあります。 「BIG MAN」 ゆったりしたリズムと、骨太なサウンドの曲。これも内角高目ストレートで、ズパッときます。力強いコーラスもバッチリ決 まって、このアルバム一番の熱演というか好演。演奏してる方も、歌ってる方もさぞかし気持ち良いでしょう。こういう骨太の曲は、以前はほとんどなかったと 思います。間奏はスライドギターかな? ギターはお馴染みのMichael Thompsonさんですが、K−1に出ても通用しそうな名前の人です(^_^; ちなみに、タイトルは「精神的に大きな支えとなった人」の意味で、ジャイアント馬場さんを意味した物ではありません。 (って当たり前か) 「愛の構造」(ピアノバー ジョン) アルバムと同時にシングルが発売されましたが、アレンジが違います。私は偉そうに「研究室長」を名乗ってますが、実はオ リジナルバージョンを聴いてません。「ちょっとした気配りで日常に魔法をかける」というのが、亜美さんらしいところです。音質も良いので、ちゃんとした オーディオ設備で目を閉じて聞くと、同じ部屋で亜美さんが弾き語りを聞かせてくれてるような気分にもなります。完成度の高いピアノのアレンジは必聴。 「Spiral」 こういう曲は、なんというリズムになるのでしょう。ダンスミュージックの類になるのでしょうが、亜美さんのラップが聴け るのは貴重です。 「砂漠に紅い月が昇る」 アルバム中もっとも難解な曲。なんて言ったらいいんですかね〜? 「Let's Imagine」 昔だったら、B面1曲目となるのでしょう。ガラっと雰囲気が変わります。ソフトなサウンドのホーンセクションは、 VINE STREET HORNSという人達。サビのメロディーとアレンジがいい感じで、私はかなり気に入ってます。ホーンが柔らかい音なので、てっきりフリューゲルホーンかと 思ったら、クレジットによるとトランペットでした。う〜む。ちなみに、これはannaというアーティストへの提供曲なんですが、私はそちらのバージョンは 聴いた事がありません。 「piano」 ん〜率直に言って、あまり得意なタイプの曲ではありません。「さすが」と思わせる盛り上げ方ではありますが…。 「Arrows In My Eyes」 以前、女子高生がミニスカートで自転車に乗ってて、「短いミニスカートやなぁ〜」と、車の中から信号待ちの間ジ〜っと見 てたら、いきなりその娘が股間をパッと押さえて、あたりをキョロキョロ見回してました。その時、「人間の視線ってのは、刺さるものなんだなぁ」と感心した ものです。タイトルを見た時、そういう曲なのかと思ったら違うんですね(^_^; シンプルなサウンドの中にも、力強さを感じさせる歌詞です。 「真冬の流れ星」 With Youへの提供曲で、Specialにも収録されてました。静かに始まって、段々盛り上がる曲です。 「樹の夢」 なんだか「お馴染み」という感じの曲で、“可愛い系”のボーカルが聞けます。相変わらず、声の引出しが多いこと! <2000年8月記>
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